ドラマ絶対正義1話で主人公高規範子(たかきのりこ)役を演じた白石聖(しらいしせい)さんの演技が凄いと話題になっています。
白石聖さんの徹底的に不正を見逃さず、罪と罰を追求する姿にシビレまくっている人が続出しています。
それではまずは、絶対正義1話で白石聖さんが演じられた特徴的なヒロイン、高規範子に関する情報から見ていきましょう。
管理人もタイトルの響きから怖いイメージを感じていましたが、見終わった後白石聖さんのファンになってしまいました。
白石聖「絶対正義」高規範子の学生時代がスゴい!
ヒロイン「高規範子」は曲がったものを絶対に許さない!
高規範子は、間違ったことや法律を侵すものを許さない性格の持ち主です。
規則に厳しい母親が信号無視をして、赤信号の横断歩道を渡ったため、交通事故死した現場を目の当たりに!
それ以来、規則や法律を守って生きることを固く決意したのが、このドラマの主人公、高規範子という人物です。
この事件以来、高規範子はどんな不正も許さない性格に変わっていったようですね。
こんな難しい役柄を白石聖さんがどのように演じるのか、興味津々でドラマ視聴していきました。
高規範子が転校してきた理由と名前は?
門限を破って一緒に遊んでいた友達が、自責の念から受験勉強に専念できないという理由で、高規範子は転校してくることになります。
教室での自己紹介中に、一瞬でクラスのマドンナ的存在になったような空気が張り詰め、他の生徒みんなが聞き入っていたのが印象的でした。
管理人も、自己紹介をする白石聖さんの存在感に圧倒されましたね!
母親を事故で亡くしましたが、高規範子は父親が農林水産省に勤めるエリートのため、生活に困った様子はないようです。
身体に十分な栄養素を採るため、30品目のおかずが詰められた弁当を持参するというシーンがあり、非常にマメな性格をしていることがうかがえました。
高規範子の名前のなかに「規範」というルールを守って生きるために、生まれてきたかのような文字が含まれていること。
こちらも、このドラマのタイトル「絶対正義」という語感から受ける厳しさが伝わってきました。
品行方正な役柄を演じられた白石聖さんは、日常生活にも役柄の影響を受けたのではと、思わず心配になってしまいましたね。
「絶対正義1話」白石聖の演技が凄かった6つの正義
痴漢被害の西山由美子(にしやまゆみこ)を助けた
バス通学中の西山由美子が痴漢に遭っている場面に遭遇した高規範子。
レンズ付きフィルム(写ルンです)で痴漢の現場を撮影して、バス運転手に報告➡痴漢は逮捕されました。
痴漢の腕を絞り上げ、「運転手さん!痴漢を捕まえたので止めて下さい」のセリフがとってもクール!
涙目で礼を言う西山由美子に「お礼を言われる筋合いはありません。当然のことをしただけですから。」ですよ?
白石聖さんが、痴漢の証拠を確保して、犯人を現行犯逮捕するこのシーンは、見ていて気持ちがスカッとしましたね! 正義感は誰もが持っていますけど、勇気をもって取り押さえることができた白石聖さんの凛々しい姿に一目惚れされた方もいらっしゃるのでは?
助られて後に友達になる西山由美子を演じた桜田ひよりさんもとても可愛かったです。
この痴漢撃退劇で、2人は後日警察から表彰されることになりました。
スカート丈のチェックで今村和樹(いまむらかずき)を不正と断定!
校内で抜き打ちの風紀チェックがあり、友達の今村和樹の丈が短いことに高規範子は気が付きます。
「1センチじゃない」「背筋をしっかり伸ばして」「定規を貸して」厳しくチェックする高規範子。
そのあまりの態度の豹変ぶりと厳しさに対して、思わず非難する今村和樹に「規則は守るものでしょ」と、冷たく言い放ちます。
白石聖さんの感情を一切交えない一連のセリフと演技に、思わず背筋がぞわっとしました!
普通じゃないって思いませんか?
だって、ついさっきまで仲良く話をしていた友達にこの仕打ちですよ?
結局、今村和樹は卒業間近にもかかわらず、3万円も払ってスカートを新調する羽目になりました。
和樹役の小向なる(こむかいなる)さんの演技が上手く、不満がヒシヒシと伝わってきましたね。
友達なんだから少しくらい見逃してやってもいいのに、という気持ちになった方も多いのではないでしょうか?
高規範子の「友達ですら不正は見逃さない」という風紀チェックにより、クラスは全学年で唯一風紀チェック全員クリアという実績を獲得します。
規律を守って生きるのが生き甲斐の高規範子の、まっすぐな性格にさらに磨きがかけられることになったエピソードです。
集金盗難疑惑の三波理穂(みなみりほ)の疑いを晴らす
クラスメートから集めたお金が紛失!三波理穂が「貧乏人で嘘つきで泥棒だ」と決めつけられます。
その後、会議室で教師も交えて、犯人捜しの話し合いが行われます。
そこに颯爽と登場する白石聖さん演じる高規範子の「ちょっと待って」の声がクールに響き渡ります。
ここからは、さらに背筋がゾクゾクする展開になります。
「もし理穂が犯人なら私が彼女を警察に突き出す」
…おいおい、友達を警察に突き出すのか?とビックリしました。
白石さん、友達を泥棒呼ばわりされて怒ってたわけじゃなかったの??って思いますよね。
「47人から話を聞いてきました」と宣告する白石聖さんが超スゴイ!というか凄さを通り越してコワい!!
「今からあなたが話すこと一言も漏らさないで書くから。言葉は慎重に選んでね。私はこのメモを警察に渡すから。うそをつけば問題が大きくなるわよ。」
…このシーンに再び背筋がゾクゾクしました。
いや、白石聖さんが役柄にハマり過ぎててマジでヤバすぎです。
この、恐怖すら感じさせる徹底的な取り調べにより、三波理穂を泥棒扱いした生徒を自白させることに成功!
異常なまでに徹底した聞き込み調査の結果、三波理穂の嫌疑は晴らされ無実が証明されました。
聞き込みから解決まで一貫して姿勢を崩さない、白石聖さんの演技にシビれましたね。
これが、管理人が白石聖さんのファンになったエピソードです!
校内喫煙生徒・許容した教師と警察官をマスコミに告発した
校内でタバコを吸っていた生徒を、初めてだからという理由で、タバコを没収するだけで許した教師を高規範子は許しません。
警察に通報して、駆け付けた警察官が厳しく指導する形でいったんは解決しました。
その際も今村和樹からやり過ぎだよと注意されるも、気にしたそぶりはありません。
ところが後日、生徒の喫煙行為を隠匿、学校と警察が結託して問題を隠蔽したことを許さないという「告発文」をマスコミにFAXしたのです。
学校中が大騒ぎになりました。
やっぱり、ヤバいよ!白石聖さんが半端なく不正を許さない性格なんだってことを改めて思い知らされましたね。
生徒は1か月の謹慎処分で、教師と警察官を懲戒解雇にさせるエスカレートっぷり!
何でここまでするのよ!と詰め寄る今村和樹に対し、「間違いをただすため」と高規範子は冷淡に話します。
職務上の立場をいいことに、法律を無視したことを糾弾するセリフを話す白石聖さんに恐怖しましたね。
このエピソードも白石聖さんの演技力が素晴らしかったですね。
このドラマでしか知らない人は、白石聖さんはすごく怖い人なんじゃないかと思い込んでも仕方がないくらいです。
それだけ演技が真に迫っていた証拠と言えるでしょう。
「正義より大切なことなんて無い」と言い切る高規範子に、西山由美子と今村和樹は疑問を抱くようになります。
さすがにやりすぎでしょ!って思うのが普通の人間の感覚だと思いますね。
石森麗香(いしもりれいか)の妊娠発覚から中絶まで付き添った
ドラマに出演中、望まぬ妊娠をしてしまった、友達の石森麗香が高規範子に泣きついてきます。
「生みたくないなら、堕ろすしかないんじゃない?」と高規範子は言い放ちます。
中絶という行為に対して、間違ったことはしていないと彼女は判断したのでした。
このエピソードで高規範子にも情というものがあったんだなあと安心した方はいませんか?
はい。自分もそうです。
高校生で妊娠した石森麗香でしたが、相手もドラマの競演相手で同じく高校生で未婚。
白石聖さんの「法律を犯したわけじゃないし、あなたは何も間違ってないよ」というセリフに、ああそういえば法律を犯したわけじゃないんだなって気づかされました。
自由恋愛が行き過ぎただけで妊娠➡中絶という結果になりましたが、高規範子の判断基準はあくまでも法律。
妊娠した原因が法に触れなければ、中絶もまた問題ないと考えるようですね。
それでもこのエピソードは白石聖さんの温かみを感じさせる演技のおかげでホッとした気がします。
その後産婦人科に付き添われて、無事に手術が済んだ石森麗香は、高規範子に絶大な信頼を寄せるようになります。
これまで冷淡で杓子定規な判断力を駆使してきた、高規範子でしたが、人間味を感じさせるエピソードになりましたね。
飯田祐真さん演じる石森麗香役に対して、白石聖さん超優しい~~って思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
不法侵入のホームレスを役所に通報!見逃していた担当者もクビに!
高規範子が恐ろしいのは、物事の判断の際に情が混じらないこと。
空き物件に不法侵入していたホームレスを役所に通報したのですが、冬の間は可哀そうということで、担当者は見逃してきました。
業を煮やした高規範子はその土地の持ち主を探して、手紙と一緒にホームレスが住んでいる写真を撮影し送りつけたのです。
なんだよ!さっきはいい人だって思ったのにやっぱり冷たいのかよーー!!ってまたもやハラハラさせられましたね。 白石聖さんが良い人なのか悪い人なのか分からなくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
彼女は、間違いなく善の人ではあります。
結局、土地の持ち主は役所にクレームを入れたため、担当者は解雇されることになりました。
ホームレスたちも住処を追い出されてしまい、極寒のさなか、凍結死という残酷な結果になってしまいます。
「間違ってるからよ」と言い放つ高規範子に可哀そうだと訴える西山由美子。
白石聖さんと桜田ひよりさんどちらの言い分もすごくよく伝わってきましたね。
このエピソードからも、曲がったことは絶対に許さない高規範子の徹底ぶりが強く伝わってきました。
高規範子の行動はどんどんエスカレートしていきましたが、その原因は、彼女の行為を正当化して褒めたたえたことだと今村和樹は口にします。
6つのエピソードを振り返ってみますと、高規範子の判断と行動は、なんら間違ったことはしていないと頭では理解できます。
ただ、気持ち的には情け容赦ないと感じられる構成になっていましたね。
これだけ感情移入して見入ってしまったドラマは久々のことで、つい熱く語ってしまいました。
逆に言えば、それだけ白石聖さんの演技力が真に迫るものだったことの証拠と言えますね。
非常に残念ですが、白石聖さんのパートは1話のみで、2話目からは山口紗弥加さんにバトンタッチされるようです。
せめて3話くらいまでは高校生時代を続けてほしかったと願わずにはいられない!
それくらい見入ってしまった内容で非常に充実した1話目だったと思います。
これからの白石聖さんのご活躍も期待しています!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2019年2月18日追記
さらに白石は第6話(3月6日放送)以降、範子の娘役として、後半でも物語を美しく恐ろしく盛り上げていくことが決定。「範子の高校生時代を演じていた人たちを知った上で、今度は娘役の律子を演じるのでとても不思議な気持ちになりました。範子とはまた違った恐ろしさを持っている律子が成長した彼女たちに再会して揉まれながら、どう物語が展開していくかを楽しみに観ていただけたらと思います」と呼びかけている。
い引用元:Yahoo!ニュース
なんと!6話目で白石聖さんが、範子の娘、高規律子役として再登場されるそうですよ。
これは、楽しみですね。
1話限りじゃもったいないと思っていたので、6話が放送される2019年3月6日放送日が来るのが楽しみになりました♪
白石聖の再登場が何を意味するのか…1話目の演技力の高さがもう一度見られるとしたら、期待大ですね!!