仲邑菫は韓国語ペラペラ?両親叔母も実力者!囲碁界での経歴と実力は?

仲邑菫 井山裕太

大阪市此花区に在住の、小学4年生の仲邑菫(なかむらすみれ)さんが、囲碁の棋士採用試験に合格のテレビニュースが流れました。

2019年4月に史上最年少10歳でのプロ入りが決まることになります。

テレビでの報道で、菫さんが韓国語で会話されるのを視聴された方も多いと思います。

 

注目を集める、天才囲碁少女が韓国語をどうしてペラペラ話せるのでしょうか?

囲碁と韓国語がどのようにつながるのか。

この記事では、その2つが結びつく理由について説明します。

仲邑菫はどうして韓国語が話せるの?

仲邑菫

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テレビでプロ棋士入りの報道が流れた際、菫さんが流ちょうな韓国語を披露したのを見て、疑問に思われた方も多いのではないでしょうか?

 

  • 仲邑菫って韓国人?
  • 両親が韓国人なのかな?
  • あるいは、父親か母親のどちらかが韓国人なんじゃ?
  • 韓国に住んでたことがあるのかな?
  • 韓国語どれくらい話せるんだろう?

 

このような疑問が湧いてきたと思います。

独自に調査をした結果、菫さんが韓国語をペラペラ話せる理由と、わずか10歳にしてプロ棋士入りする理由がわかりました。

韓国語を流ちょうに話せる理由=韓国で7歳の頃より囲碁の修行をしてきたから

10歳にしてプロ棋士入りする理由=囲碁の強豪韓国で修業をしてきたから

それでは、「韓国語が上手なこと」と、「プロ棋士入り」の2つのキーワードが密接に結びつく理由をこれからご説明いたします。

仲邑菫の両親は韓国人?韓国で暮らしてた?

仲邑幸 仲邑菫 仲邑信也

引用元:東京新聞

結論から申し上げますと、仲邑菫さん、父親の仲邑信也(しんや)さん(現役プロ棋士9段)、母親の幸(みゆき)さん(アマ6段で囲碁教室講師)3名とも日本人です。

また、韓国で暮らしていたこともありませんが、菫さんが小学2年生(7歳)のときから、囲碁の勉強を本格的に始めるために韓国のソウルに渡ったそうです。

菫さんが囲碁を始められたのはなんと3歳の時。

仲邑菫 日本棋院 関西総支部

引用元:Twitter

そんな幼少時から、囲碁を学ぶ環境に身を置かれていたそうです。

プロ棋士の父と、囲碁のインストラクターの母を持ち、叔母(幸さんの妹)もプロ棋士(石井茜三段)とまさに囲碁界のサラブレッドとして誕生されました。

生まれて物心がつくまえから、すでに囲碁を学べる環境が備わっていたことも、菫さんが囲碁に触れる機会に恵まれていたことの証拠ですね。

仲邑菫が韓国に渡って修業を始めた理由は?

なぜ韓国に行ったのか?

囲碁世界一はどこの国でしょうか?

答えはズバリ、韓国です。

韓国に渡って修業を始めた理由は何でしょうか?

こちらの答えもズバリ、囲碁に強くなるには韓国で修業をするのが一番だからです。

韓国竜星戦

引用元:囲碁・将棋チャンネル

その理由は、世界囲碁選手権で過去15回韓国が優勝していることからも納得できます。

世界囲碁選手権でも初期の頃は日本が圧倒的に強かったのです。

 

ですが、次第に早碁(はやご)と呼ばれる早いテンポで差していく戦術を駆使して韓国が囲碁強豪国に変わってしまいました。

早碁=1手打つために10秒とか20秒とか制限時間内に打たなければいけないルール
囲碁中継

引用元:nitro15

早碁が主流になった理由

韓国では、囲碁人気の高まりとともにテレビ中継に合わせるため、長考から早打ちにスタイルが主流に変わっていったためです。

韓国 囲碁

引用元:WoW!Korea

韓国の囲碁の強さはプロ棋士が憧れの的のため

韓国での囲碁人気はとても高く、プロ棋士になるのが子供たちの夢となっており、幼少のころから囲碁を始めていきます。

勝つための囲碁を身に付けさせるため

イ・ナヒョン 囲碁

引用元:FNNnews

ご両親も、勝つための囲碁を身に付けさせるために、彼女が7歳の頃から積極的に韓国に渡って囲碁の勉強をスタートされました。

菫さんの実力の高さは折り紙付きで、現地の他の子どもたちだけでなく指導者たちからも恐れられているほどです。

仲邑菫 韓国 指導者

引用元:FNNnews

毎日6時間から9時間も囲碁漬けの生活を過ごし、対局の際は相手が大人であろうと一歩も引きません。

囲碁に掛ける熱意の激しさは、相手がわざと手を抜いたことがわかると、真っ赤になって怒りだすほど。

仲邑菫

引用元:FNNnews

負けず嫌いで気が強い菫さんは、9歳にしてすでに「勝負師」として対局に臨んでいるからなんですね。

これらのことからも、菫さんが囲碁の実力ナンバーワンの韓国で、修業を始められた理由がお分かりいただけたことかと思います。

仲邑菫のプロ入りは囲碁の強豪韓国に勝つため?

日中韓トップ棋士と囲碁AIによる世界大会

引用元:日本棋院

「英才特別採用推薦棋士」の第1号!仲邑菫の異例の経歴とは?!

主な囲碁・将棋の年少プロ入り記録

引用元:東京新聞

今までの説明でも触れましたが、菫さんが10歳にしてプロ棋士入りすることは、長い囲碁界の歴史でも異例の出来事なのをご存知でしょうか?

  • 仲邑菫さんの経歴
  • 3歳から囲碁をスタート
  • 3歳7か月でアマチュア大会初出場
  • 5歳にしてアマ女流名人戦Bクラスで初優勝
  • 10歳でプロ棋士入り
  • 一般のプロ棋士入りの流れ
  • 日本棋院で14歳までにプロ候補の院生になる
  • 院生同士でリーグ戦を争う
  • リーグ戦での成績上位者のみがプロ採用
  • プロになれるのは23歳未満まで

このように、通常ではありえないスピードでプロ棋士入りされることになりました。

「英才特別採用推薦棋士」の第1号として選ばれたからこそなのです。

井山裕太 仲邑菫

引用元:時事ドットコム

  • 英才特別採用推薦棋士
  • 2名以上のプロ棋士からの推薦+7大タイトル保持棋士など6名による審査
  • 審査で3分の2以上の賛成がなければ認定されない
  • 採用年齢は原則として小学生に限られる

菫さんはこの3つの条件を満たされたため、見事特別採用推薦棋士の座を射止めることができました。

なお、審査では6名全員一致だったそうです。

このような異例のスピードで菫さんをプロ棋士入りさせた日本棋院の目的について考えてみました。

史上最年少10歳プロ棋士誕生・理由は囲碁世界王座奪還?

日本棋院会館

引用元:日本棋院

「世界囲碁選手権富士通杯」での記録を調べてみました。

第1回(1988年) 日本の旗 武宮正樹

第2回(1989年) 日本の旗 武宮正樹

第3回(1990年) 日本の旗 林海峰

第4回(1991年) 日本の旗 趙治勲

第5回(1992年) 日本の旗 大竹英雄

第6回(1993年) 大韓民国の旗 劉昌赫

第7回(1994年) 大韓民国の旗 曺薫鉉

第8回(1995年) 中華人民共和国の旗 馬暁春

第9回(1996年) 大韓民国の旗 李昌鎬

第10回(1997年)日本の旗 小林光一

第11回(1998年)大韓民国の旗 李昌鎬

第12回(1999年)大韓民国の旗 劉昌赫

第13回(2000年)大韓民国の旗 曺薫鉉

第14回(2001年)大韓民国の旗 曺薫鉉

第15回(2002年)大韓民国の旗 李世乭

第16回(2003年)大韓民国の旗 李世乭

第17回(2004年)大韓民国の旗 朴永訓

第18回(2005年)大韓民国の旗 李世乭

第19回(2006年)大韓民国の旗 朴正祥

第20回(2007年)大韓民国の旗 朴永訓

第21回(2008年)中華人民共和国の旗 古力

第22回(2009年)大韓民国の旗 姜東潤

第23回(2010年)中華人民共和国の旗 孔傑

第24回(2011年)大韓民国の旗 朴廷桓

引用元:Wikipedia

第1回から第24回まで開催されたこの大会で、韓国の優勝回数はなんと15回!

日本はわずか6回と、その差は2.5倍もの開きがあります。

 

国を上げてプロの育成を測る中国は、わずか3回。

いかに、韓国の囲碁の強さがずば抜けているかがひと目で理解できたと思います。

韓国 国旗

引用元:Stayway Media

韓国はどうして強い?日本はどうして弱い?

日韓議員が囲碁交流 14年ぶり日本で親善対局

引用元:iZa!

中韓のプロと日本のプロとの決定的な違いがあります。

それは囲碁に対する捉え方で、日本は囲碁を「芸術」と捉える事が多いのですが、中韓は「勝負事」と捉えます。

その差が打ち方の違いにも現れていて、じっくり時間を掛けて打つ「芸術」的な日本と違い、「スポーツ」的な中韓は早打ちを好みます。

山下敬吾名人

引用元:asahi.com

スピード感溢れる早打ちを幼少の頃から叩き込まれて来たため、棋風が異なる日本は勝てなくなっていきました。

囲碁棋士といえば、あこがれの職業として捉えられている韓国では、子供の頃から囲碁に対する取り組み方が非常に熱心です。

囲碁

引用元:ダイヤモンド・オンライン

一方、日本では囲碁といえばNHKのテレビで休日の真昼に流れているゆっくりとした、趣味といったイメージが湧く感じでしょうか。

その違いは、埋められない差となってしまいました。

 

異例のプロ棋士入りを果たすため日本棋院が新設した「英才特別採用推薦棋士」の目的は、本気で囲碁世界一に返り咲くための決意表明とも受け取れますね。
勝つための囲碁を覚えさせるために、韓国で修行を積ませたご両親の決断は、この将来を見据えてのものだったのでしょう。
仲邑菫

引用元:産経ニュース

囲碁界に新しいプリンセスが誕生するまであと3ヶ月。

これは本当に、将来が楽しみですね。

仲邑菫まとめ

2019年4月に日本に新たなプロ棋士が誕生します。

10歳0か月にして、史上最年少記録を更新します。

その棋士の名は「仲邑菫(なかむらすみれ)」

井上裕太 仲邑菫

引用元:時事ドットコム

囲碁現役プロ棋士を父に持ち、囲碁のインストラクターを母に持ち、叔母も現役プロ棋士で、3歳から囲碁を始めて7歳に韓国で修業を開始。

日本棋院が特別な採用枠を用意してまで、プロ棋士入りさせるだけの理由は囲碁王座世界一の座を取り戻すため。

韓国の囲碁世界一の実力の源はスピーディーな早碁(はやご)が主流になったから。

 

それを学んだ菫さんは決断力が人一倍早く、子供とは思えない大局観を備えています。

7歳で初めて韓国に渡り、1週間ほど囲碁を勉強。

8歳になると月に平均1週間~2週間滞在。

9歳少し前から1~2か月単位で韓国に渡り修業を積んでいきます。

仲邑菫

引用元:FNNnews

昨年は年間合計240日にも渡る長期滞在でさらに修業に磨きを掛けられました。

菫さんの今後の活躍に期待しましょう!