小芝風花さんの経歴について調べてみました。
実は、大阪府堺市出身の大阪人なんです。
正直、あまり関西人っぽさを感じさせない雰囲気を持つ人ですよね?
そんな風花さんが芸能界入りする前、器械体操をされていたり、フィギュアスケートをしていたことはご存知でしたか?
大阪は堺生まれのスケート選手がどうして、東京で女優になったのか?
その異色の経歴を辿ってみましょう!
小芝風花の学歴チェック!堺から東京へ転校
小芝風花さんは、芸能界入りのため上京することに。
それまで通っていた堺の中学校から、東京の日出中学校へと転校されていました。
堺市立浅香山中学校
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日出中学校
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日出高校(現・目黒日本大学高等学校)
芸能界入りするキッカケとなった、オーディションに触れる前に、まずはフィギュアスケート時代を見てみましょう!
小芝風花がフィギュアスケーターに~キッカケはトリノ五輪の荒川静香!
小芝風花さんは、小学3年から中学2年まで、スケート漬けの日々を過ごされています。
運動神経に優れていたため、最初は器械体操を習っていたのですが、ある人物の登場でフィギュアスケートに転向することに。
それが、トリノオリンピック(2006年)で、唯一金メダルを獲得された荒川静香さんの存在でした。
イナバウアーと呼ばれる、大きく体をそらす姿勢が、トリノ五輪後に大流行!
当時、8歳だった小芝風花さんも、テレビ画面にくぎ付けになって観戦していたのでしょう。
以後、猛練習を繰り返し、友達すら作れないほどのスケート漬けの日々を過ごすことに。
将来の夢は、スケートを子供たちに教えるインストラクターというものでした。
それが、ひょんなことから、芸能界入りすることになります。
小芝風花が芸能界入り~キッカケは浅田真央のテレビCM!
「私もこんなCMに出たい!」
テレビCMで浅田真央さんのスケート姿を見て、14歳の小芝風花さんの口から思わずこぼれた一言。
これを聞いたお姉さんが、オーディション雑誌を買ってきてくれたことで、軽い気持ちでオーディションに応募※。
※イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011
その結果、見事全国大会グランプリの座を獲得することに。
芸能プロダクション大手のオスカープロモーション入りし、女優人生のスタートです。
さすがに、スケートと芸能生活の両立は難しく、フィギュアスケートを断念。
器械体操を辞めるキッカケが荒川静香さんで、スケートを辞めるキッカケが浅田真央さん。
どちらも共に有名なスケート選手だったのが、かなりユニークですね。
このように、小芝風花さんの人生の2度の転機は、どちらも偉大なスケート選手がキッカケだったのです。
夢が現実のものとなり、2012年春にはイオンのCM出演(2016年にはJAのCMも)を経験されています。
オスカー時代の小芝風花の経歴~魔女の宅急便から美食探偵まで
魔女の宅急便=キキ役
興行成績が5億円にも満たず、失敗に終わったジブリアニメの実写化作品。
当時の小芝風花さんは、16歳の高校生。
オスカー入りして、まだ1年しか経過していない新人女優だったのです。
それが、500人を超えるオーディションの中からヒロイン・キキ役に大抜擢!!
プレッシャーに押しつぶされそうになったこともありましたが、フィギュアスケートに費やした5年間の日々は決して無駄ではありませんでした。
鍛え上げた体幹を駆使して、難しいワイヤーアクションにも持ち前のバランス感覚で、ほうきに乗るシーンの演技もこなしていったのです。
その結実として、2つの新人賞を受賞!
第57回ブルーリボン賞新人賞
第24回日本映画批評家大賞新人女優賞
小芝風花の名前は、瞬く間に全国区レベルに広がっていったのです。
あさが来た=千代役
興行的な成功を果たせなかった魔女の宅急便。
世間の風向きが変わったのは、NHKの朝ドラ「あさが来た」の千代役を、見事に演じて見せたことがキッカケでした。
千代は、母(あさ)に反抗的な態度を見せる娘役。
当初は反感を買うことも多かった小芝さんですが、次第に演技力が評価されるように。
出始めの頃は、ツンとした演技が視聴者たちから反感を受けていたものの、少しずつデレキャラに変化。
物語の終盤には視聴者たちはスッカリ、小芝風花さんの虜になってしまいました!
ツンからデレへ。
見事な変化は演技力の確かさの証明となり、女優人生が定着する弾みとなりました。
マッサージ探偵ジョー=阿久里葉子役
小芝風花さんは、朝ドラでの正統派イメージから脱却するために、コメディエンヌにも挑戦!
マッサージ探偵ジョーでは、ワトソン役を自称するツインテール姿が印象的です。
深夜枠だったにも関わらず、ジョーの視聴率はうなぎのぼりに!
その結果、新・ミナミの帝王のレギュラーにも抜擢されて、バツグンの存在感を示すように。
演技の幅を広げるために、果敢に挑戦したコメディエンヌ役の経験は、その後の特撮作品「トクサツガガガ」で連ドラ初主演へとつながっていくのです。
ふたりのキャンバス=柳井里保役
「あさが来た」での好演技が、高く評価された小芝風花さん。
これが、テレビドラマ初の主演作品「二人のキャンバス」で、再び開花することになります。
物語の舞台は広島県で、話す言葉は広島弁。
方言のイントネーションがマッチしていないと、ドラマに集中できなくなる。
こんな視聴者たちの気持ちを十分に理解していたのでしょう。
小芝風花さんは、方言の猛練習に取り組むことに。
「~~じゃけ」という、独特のフレーズはドラマ撮影終了後もしばらく、抜けなかったとか。
当時20歳で女子高生役を演じたものの、違和感はまるで感じられなかったそうです。
トクサツガガガ=仲村叶役
マッサージ探偵ジョーで、コメディエンヌとしての才能も発揮された小芝風花さん。
その実力が存分に発揮できたのが、NHKの連続ドラマ「トクサツガガガ」でした。
放映当時、特撮ファンだけでなく幅広い層から、熱狂的な支持を受けることに。
それまでの清楚なイメージと正反対な、オタク女子役に果敢に挑戦!
演技力と、演出力の高さが作品に深みを与えて、視聴率もうなぎ上りに。
アンコール放送も相次ぐなど、2019年初めのヒット作として、小芝風花さんの代表作品の1つにまでなったのです。
美食探偵 明智五郎=小林苺役
東村アキコ原作の話題作「美食探偵 明智五郎」では、主役を演じる、中村倫也さんの相棒役を演じることに。
これまでの女優活動で培った演技力を駆使して、みごと小林苺役を務めあげました。
マグダラのマリア役で圧倒的だった小池栄子さんに、負けず劣らず存在感を示されていたように思えます。
美食探偵 明智五郎での成功が、次の作品「妖怪シェアハウス」で主人公・目黒澪役へとつながっていくのでしょうか?
民放連ドラ初主演となる、2020年8月1日の放映開始日に期待大です!
小芝風花の経歴まとめ
以上、小芝風花さんの経歴をまとめてみました。
小・中学校時代は器械体操やフィギュアスケートに。
中学時代にオーディションに合格して、芸能界入りを果たされています。
その後、女優活動1本に絞って、様々な作品で存在感を示していきました。
人生の転機となった2つのキッカケが、どちらも偉大なスケート選手だったのはユニークですね。
荒川静香さんと浅田真央さん。
二人の偉大なスケート選手に憧れたことから、小芝風花さんの人生は好転していきました。
スケート選手として大輪の花を咲かせることはできなかったものの、女優としていつか大成功される日が来る。
その日を待ちわびているファンの一人として、小芝風花さんのこれからも応援していきたいです!
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